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Architecture

NAT Gateway のコストを抑える ── fck-nat で送信元 IP を固定したまま置き換える

外部 API の IP 制限で送信元 IP を固定したい環境でも、NAT インスタンスに切り替えて月額の固定費を下げる構成を紹介します。

プライベートサブネットのアプリケーションが外部と通信するために NAT Gateway を置くと、時間課金とデータ処理料金が発生します。トラフィックが少ない環境では、通信量よりも稼働時間の固定費のほうが大きくなりがちです。

fck-nat という選択肢

fck-nat は、Graviton の小さな EC2 インスタンスで動かせる NAT インスタンス用の AMI です。小規模な環境であれば、NAT Gateway に比べて固定費を大きく下げられます。

送信元 IP を固定したまま運用する

取引先の API が IP アドレスで接続元を制限している場合、NAT を置き換えても送信元 IP は変えられません。Elastic IP を割り当てたネットワークインターフェースを固定し、インスタンスが入れ替わっても同じインターフェースを付け直す構成にします。

module "fck_nat" {
  source             = "RaJiska/fck-nat/aws"
  name               = "app-nat"
  vpc_id             = aws_vpc.main.id
  subnet_id          = aws_subnet.public_a.id
  instance_type      = "t4g.nano"
  ha_mode            = true # auto scaling group で自動復旧
  eip_allocation_ids = [aws_eip.nat.allocation_id]

  update_route_tables = true
  route_tables_ids    = { private = aws_route_table.private.id }
}

導入前に確認すること

本番の重要な通信は NAT Gateway のまま、開発・検証環境から置き換えるなど、環境ごとに使い分けるのも有効です。

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